推敲はこれからです。

パッションのまま書いてます。飲んだ日が更新日。ブログとともに肝臓を鍛えます。

「空気を読む」風に見せるテクニック

 

一旦終わった「他人本位」「自分本位」エントリーを読み返していて。

ちょっと気づいちゃったので書いてみます。

 

 

「他人本位」「自分本位」のエントリーまとめ - 推敲はこれからです。

 

 

会議で、接待で、飲み会で、コンパで、夫婦、カップルで

 

いろんな場面で会話をするのです。

 

「空気を読む」ことが苦手な、「自分本位」の人はそういう場面があるごとに

ちょっとだけストレスを感じてしまうでしょう。(ですよね?)

 

最低限の「空気を読む」能力があれば、全体的な「空気を読め」という「空気」を感じるわけです。

でも、完全に「他人本位」にスイッチするのは難しい

(両方出来る超絶イケメンハゲは除く)

 

そして、「自分本位」な人は「他人本位」を装うのです。

 

で、本題。

 

ぶっちゃげそういう場面で具体的にどうすればいいの?ってことです。

どうすれば「他人本位」を装うことが出来るのかってことです。

つまり「空気を読んでる」風を装えるのかってことです。

 

これは、そもそも「空気を読める」能力の高い人に聞いてもわからないのです。

長嶋監督にバッティングを教えてもらうようなものなのです。(失礼)

感覚で出来る人には、「出来ない」ことがわからないのです。

 

というわけで、「自分本位」寄りで「他人本位」を装ってサラリーマンをどうにかこなしてきた私が、何とか手に入れた(大したことのない)テクニックを披露しようかと。

バッティングでいうと「まず、バットをこうやって持ちます」から始まる

超初級編です。

(あ、先に断っておきますが、中級編・上級編はありません。)

(むしろ、中級編・上級編をだれか教えてくれー)

 

ステージ1:2人きりで話す場面で・・・

 

まずは初級の初級。2人きりで話す場面を想定します。

 

「2人きりなら困らず話せる」という人も多いと思いますが、一応確認のため。

 

2人きりで話す場合でもスタートする前に確認するべきことがあります。

相手が求めているモノです。

 

・議論する(答えを探す)会話を求めているのか

・共感する(共有する)会話を求めているのか

 

まあ、耳にタコでしょうが、まずどっちなのかを確認しましょう。

これは「相手が女性だから:男性だから」と言ったステレオタイプの判断じゃダメなのです。また、同じ人でも時と場合に依って求めているものが違うことも往々にしてあるのです。

女性でも当然建設的な議論を求めている場合もあるし、男性でも(ハゲたおっさんでも)愚痴を聞いて欲しいことだってあるのです。

 

さて、議論する会話の方はむしろ得意なのが「自分本位」寄りの人です。

なので議論する会話はひとまず置いておきます。

共感をするための会話について話します。

 

最初のポイント

 

よく、会話をキャッチボールに例えますが、大事なのは今からキャッチボールをするのだと言うことをちゃんと認識することなのです。

キャッチボールじゃなくサッカーだったりバレーだったりする場合もあるのです。その時は相手に合わせてグローブをはずしましょう。

キャッチボールに固執しないことが大切です。

 

ポイントをもうひとつ。

 

 あらためてキャッチボールの情景を想像してください。

お互いが立ったまま向かい合いリズムよく投げて捕るを繰り返します。

投げて捕る、投げて捕る、投げて捕る、投げて捕る。

だんだん慣れてくるとスピードが上がります。

ちょっと失敗しました。

そしたらリズムのスピードを一旦落とします。

そしてまたすこしづつスピードを上げるのです。

それが楽しいのです。その気持ちを共有するのです。

 

共感のための会話もリズムが大切なのです。というよりはリズムがすべてなのです。

共感のための会話において来たボール(議題)には意味があってないのです。

リズムを楽しむものなのです。

 

さらにポイントをもうひとつ

 

実はキャッチボールのイメージが間違っているのです。

どちらかと言えば、ピッチャーとキャッチャーなのです。

共感して欲しい相手がピッチャーで、あなたがキャッチャーなのです。

 

あなたはボールが来るたびに

ナイスピッチ!

コースがいいね!

腕がふれてるね!

バッター打てないよ!

と声ををかけるのです。

 

間違ってもボールが遅いとか指摘してはダメなのです。

よかれと思っても投球フォームにアドバイスをしてはいけないのです。

その試合中(会話のなかで)においてあなたの役目はその時の最高のピッチングを引き出すことなのです。

その事にのみ全力を尽くすのです。

 

これって実は営業の心得でもあるのです。

ちょっと脱線しますが、次はその辺について書いてみます。

 

いつものように続く。