推敲はこれからです。

パッションのまま書いてます。飲んだ日が更新日。ブログとともに肝臓を鍛えます。

平常心のワナ

先日のエントリー

緊張する場面の対処法 - 推敲はこれからです。

 

緊張する場面において。

例えば大勢の前でプレゼンするとか。

大勢の前でカラオケを歌うとか。

大勢の前で挨拶するとか。

 

そういうときに私はあんまり緊張してないように見えるらしいのです。

 

で、そういう時はこうしたら良いよって話です。

 

この話って結構飲み屋でする話なのです。
ま、よく聞かれる話って事です。
 
なのでエントリーも結構サクッと書けたのです。
書けたのですが、読み返してみて。
 
そしてまた、過去話した人たちを思い返してみて更に思っちゃった事を、改めて書いてみるのです。(時間があるのでちょっと長文になります。)
 
で、ですよ。
 
こういう話をした時に、「あ、なるほど!」と言って「上手く行きました」っていう話をしてくれる人と。
 
腑に落ちない、またはやっぱり全然ダメって言う人の両極端に分かれる気がするのです。
 
で、全然ダメって言う人にさらにいろいろ聞いてみると、「平常心」って言葉がよく出てくるのです。
 
平常心でいられない。
平常心を保つにはどうしたら良いのか解らない。
 
みたいな事を言うのです。
 
平常心。
 
常に平らな心。
 
そんなのそもそも無理。
というかそもそもそんな心なんて無い。
 
と言うのが極論すれば私のスタンスです。
 
緊張する場面で、緊張しないようにしようと努力する。
平常心でいようとする。
 
それが間違い。
 
例えが正しいかどうか解りませんが。
 
練習に練習を重ねて完璧に出来るようになったとします。
例えばダンス。
 
何回練習場で踊っても完璧。キレッキレ。
 
でも本番では上手く行かない。
やっぱり、私は本番に弱いのね。みたいな。
 
まず想定が間違ってるのです。
 
練習場と本番では地上と水の中くらいに状況が違うのです。
 
それが前提。
 
いくら地上で完璧に踊れても水の中で踊れるかは分かりません。
 
練習において必要なのはいかに(地上で)完璧に出来るようになるかではなく、どれだけ水の中で踊ること(緊張した状況)を想定して準備するか。なのです。
 
と言うのが一つ。
 
もう一つ。
 
コレはまたイメージなので説明が難しいのですが。
 
例えば先ほどの水の中を想像して下さい。
 
地上ではまん丸のビーチボールを海の底へ沈めていくと、どんどん小さくベコベコに凹んでしまうような映像を見たことがあるでしょうか。
 
そんな感じ。(どんな感じ?)
 
つまり、緊張状況と言うのは、周りからのプレッシャー(水圧)でどんどん小さく硬くなっているわけですよね。(あたりまえっちゃあたりまえ。)
 
でも、人間の体は海の底へ沈んでいっても大丈夫なように出来ているのです。
 
素潜りで100メートル以上海の底へ行く人がいるのです。
(詳しくはグーグル先生に聞いてね)
 
ちょっと話がそれますが、「火事場の馬鹿力」って言うのも究極の緊張状態です。
そういう究極の状態になったときは人間、身体のほうが先に動くのです。
 
という前提。
 
なので、緊張した(する)場面において、大切なのは、平常心ではなく。
 
どちらかと言うと、その圧力に負けないように、内側のテンションを上げること。
 
興奮状態になること。
 
興奮状態でいるのが正しいと考えること。
 
な、気がするのです。
 
正しい興奮状態であれば、練習したことは結構ちゃんと出来るのです。
 
伝わらない?
 
ではもう一つ例えを。
 
そういう緊張状況がどうしてもダメって言う人の中には
例えば大勢の前で話すのが苦手。とか
合コンが苦手。とか
男性なら女の子がいるお店が苦手。とか
 
その辺も苦手。と言う人がいるのです。
 
ま、例えば音痴だからカラオケが苦手で、だから合コンが苦手で。とか
女性恐怖症だから女の子が苦手で。なんて人もいるのでしょうが。
 
なんとなく苦手と言う人は、平常心でない状況が苦手ということなんじゃないかと。
 
興奮状態そのものがダメだと思い込んでいるのではないかと。
 
大勢の前で話すときはそのテンションに。
合コンならそのテンションに。
女の子がいる店に行くならそのテンションに。
 
前もってそのテンションに上げておけば案外すんなりうまくいくものなのです。
 
で、昔からテンションをあげる方法の一つに酒の(アルコールの)力を借りるというのがあるのです。
 
でも、これは思考力を奪うのでオススメできません。(ほどほどに)
 
ようは、うまくスイッチを入れる。
オフからオンにカチッと入れるイメージではなく。
 
ローからハイにギアをあげていくような。
 
そんなイメージです。(イメージばっかりだな。伝わる?)
 
緊張状態に対抗して人間の身体は興奮状態になっていくのが通常なのです。
 
なので、あえてそれを冷静に!なんて事はしない。
 
ちゃんと、体が準備してくれているのだ!と信用する。
 
で、事前に準備が出来ていれば少なくとも、やっただけの事は出来ると信じる。
 
そういう話かな。と思うのです。
 
後は、もう慣れですね。(身も蓋もないけど)
 
緊張状態・興奮状態に慣れる。
緊張状態・興奮状態でも結構頭は冷静だなって事を自覚する。
 
長々と書いてますが。
 
結局、周りのプレッシャーに対して体はちゃんと反応して対応してくれている。
と言うこと。
 
なので、ちゃんと興奮状態を認識して事に望みましょう。
平常心なんてもともと無いよ。
 
って話。
 
あれ?3行でまとまっちゃったじゃないかw