相談をだれにするのかって話
サラリーマンを辞めて。
久しぶりにサラリーマン時代の後輩と飲んだのです。
彼も実は独立を考えているようで、その相談もかねて飲もうとちょっと前から話をしていたのです。
で、その彼が家族に独立しようかと相談したら猛反発された。と。
私がサラリーマンを辞めるとき、どうやって周りを説得したのか。と。
???
私からするとその質問自体クエスチョンマークの連続なのです。
年齢は私と近いですが、彼は独身。
つまり独立に猛反発したのは彼の両親や兄弟とのこと。
後輩をAとしてお話の流れを説明しますと。
私:えーと、両親や兄弟はAの稼ぎで生活しているの?
A:いえ、父親はまだ現役サラリーマン、母は専業主婦。兄弟は皆それぞれ働いています。
私:なのに反対されたと?
A:はい
私:なんで?
A:なんでってなんでですか?
私:いや反対の理由は何だったの?
A:とにかく独立なんてリスクの高いことをするな!と。
私:なんで?
A:リスクが高いじゃないですか?
私:え?何と比べてリスクが高いの?なんのリスクが高いの?
A:え?
私:え?
と。
まあ、終始若干会話がかみ合ってなかった気がしないでもないですが。
で、どうやって私は周りを説得したのかと、説得しないといけない前提で話をするのです。
ちなみに私は誰にも反対された記憶が無いのです。
まだ幼い子供を2人も抱えた妻も、「へー」位の反応でした。
義理の両親や兄弟も「あ、そう。がんばって」というくらい。
私の実の両親や兄弟なんて話すら聞いているのか、いないのか。
後輩Aはその話を聞いて「信じられない」という感じでした。
私からすると後輩Aの話の方が「信じられない」話なんですが。
コレって前提(バックグランド)が違いすぎてすれ違うパターンですよね。
私からすると
・成人も(大分前に)過ぎ、社会経験もある程度ある息子の判断に反対(賛成も?)を表明する親ってどうなのよ?
・というか、生活がかかわる妻や子供がいないなら、そもそも親に相談する必要があるのか?
・更に言うとその件に別の生活を送る兄弟まで顔を突っ込んでくるのはスゴイねー
と言うところがまず引っかかり。
さらに
・仕事を辞める、独立するということに反射的に反対すると言うことは、よっぽどご両親はサラリーマン生活が向いていたんだろうねー
・何を持ってリスクが高いのか。それすら説明できないくらいふんわりと独立を希望していたのなら、それはそれで反対されるかもしれないなー
なんて。
ま、とにかく、その酒の席では特に良い方法が浮かびませんでした。
(というか、最後まで話がかみ合ってなかった気がします。後輩すまん(私信))
で、素面になって思い返してみたんですが。
この話だけではなく、相談する、されるのってそれぞれちゃんと選択をしないといけないなって。
つい、なんでもかんでも親しい人から相談を始めてしまいがちですが。
それは間違いではないですが、相談の仕方も考えて。
やはり、その道のプロ、もしくは経験者へちゃんと相談するのが正しい気がします。
つまり親しい人にはその道のプロもしくは経験者で知り合いを紹介してくれないだろうか。と相談するのが正しいのではないか。と。
その上で、最後にちゃんと報告できれば。
本当に親しい人なら理解できなくても、最終的に応援してくれる。ものだと信じて。
後輩よ、がんばれー!