(完璧に)ハゲると幸せな 3つのこと
まあ、ハゲているのです。
34歳にして自他共に認める完璧なハゲです。
30歳の時点で変換完了です。
なかなか早熟だと思います。
ジバニャンがロボニャンになるように。(妖怪ウォッチはよく解らないです)
思うに、ハゲは「あれ?ちょっと薄くなってきてる?」から
「ああ、もう俺は完全に禿げ上がってしまった」までが苦悩の連続なのです。
ちょっと調べればどれだけでも皆さんの苦労が出てきます。
それを商機にと星の数のさまざまな商品が乱舞し、一大業界です。
そんな皆さんも、結果自他共に認める完璧なハゲに上位変換されたらどうなるのか。
最終的にどうなるのかは、案外情報が少ない気がします。
数少ないですが禿げ上がることのメリットを3つ書いてみます。
1、出費がなくなる
「あれ?ちょっと薄くなってきてる?」から始まる長い長い戦いの日々。
シャンプーを替え、育毛剤を色々ためし、毎日入念にマッサージし、育毛・増毛に関する情報を入念に調べ、食生活に気をつけ、色々なグッズに出費し、病院に通い、毎日鏡の前に立っては一喜一憂するのです。
当然、そこには多くの出費が発生します。もちろん稼ぎによって出費の額はさまざまでしょうか、お財布が苦しくなることは間違いありません。
ですが、上位変換されるとどうでしょう。
シャンプーは身体を洗う石鹸で問題なし、育毛剤は埃をかぶり、顔と同時に頭も洗い、色々なグッズはリサイクルへ。
さらに、散髪代すら不要になるかも知れません。
(ちなみに私はマイバリカンで毎週坊主にしております。)
髪はなくなりますが、財布はほんの少し膨れます。
2、恥ずかしくなくなる
そもそも、ハゲたところで、周りに対して実害があるわけではないのです。
くさいわけでも、汚いわけでも、騒音を出すわけでもないのです。
なのにハゲはじめると周りの人の目が気になります。
世界中の人が「この人、ハゲなの?ハゲじゃないの?」って確認している気がします。
が、やっぱりそれは「気のせい」なのです。
上位変換されたところで、誰も気にしてないのです。
きっとちょんまげにしても案外誰も気がつかないのです。
3、「ハゲ」と言われるカテゴリーは実はおいしいかも
サラリーマンなのに坊主でOK。酸性雨も怖くない。
夏の暑い日、冬の寒い日におしぼりで顔を拭く、ついでに頭頂部までツルンと拭ける。(気持ちいい)
苦労しているなって雰囲気を醸し出せる。
問題発生のとき、光る頭頂部を相手に向けて「太陽拳!」と思いながら謝ると
誠意が15%増しで伝わる。
たいてい多かれ少なかれ皆髪の毛に不安があるらしい。話題に事欠かない。
ただし、自虐ネタは注意が必要です。
最近の増毛技術・カツラの技術はすごいので相手を十分観察の上、用法用量を守って正しくお使いください。
いまも戦っている皆さんへ。
5ミリ10ミリおでこが後退して心が折れそうな皆さんへ。
出来るだけ先延ばしにしたい気持ちもよく解ります。
でも案外、(完璧に)ハゲると大丈夫です。
ホントは20個くらいメリット上げたいところですが、やっぱり
3個くらいしかないのです。
その程度には大丈夫です。
カミに誓って。