推敲はこれからです。

パッションのまま書いてます。飲んだ日が更新日。ブログとともに肝臓を鍛えます。

書初めに退職届を(アルジャーノンに花束を)

 

アルジャーノンに花束を」は大好きだ!

でも、今日のエントリでは一ミリも触れない!(以上)

 

 

 

 

・・・もうすぐ10月も終わります。

一年も12分の10が過ぎようとしています。

 

追い込みでラストスパートの準備をする人。

「来年から本気出す」と早々に宣言している人。

 

仕事が、家庭が忙しくてそれどころじゃない人。

毎日暇で今日が何曜日かも忘れてしまった人。

 

どんな人にも必ず来るのが正月です。

 

正月はずっと海外。楽しくて忙しいの(笑顔)という人も

正月はずっと仕事。書き入れ時で忙しいの(怒)という人も

いるでしょうか、お正月はコタツでゴロゴロするのが正しいのです。(断言)

 

そんな正月ですが、皆さん「書初め」してますか?

私はしません!筆も墨もどこにあるのか知りません。

 

でも、毎年のように「今年の目標」は立てるのです。

「何キロ痩せる!」「毎日ランニングする!」「増毛!」

「子供と遊ぶ!(遊びたいだけ)」「独立する!」。。。

 

大体3月ごろには立てたことすら忘れるのが習わしです。

我が一族の掟なのです。

 

そんな我が一族へ。

 

「書初め」に「退職届」を書いてみましょう。(前書きが長かった)

 

退職届のフォーマットは決まっています。

ネットで調べればいくらでも出てきます。

 (※退職届と退職願は意味が違うんだって。知ってた?)

便箋と封筒を用意します。(コンビニでも売ってます)

書きます。

3つ折りにして封をします。

通勤バックの奥深くに入れます。

 

所要時間10分くらいです。

お値段500円以下です。

 

仕事を頑張って、頑張りすぎて心が折れそうな人はいませんか?

あなたにとってこの退職届は最後の意思表示です。

完全に心が折れてしまう前に、帰り際、上司の机の上にそっと置いていきましょう。

会社を出たら、携帯をへし折りましょう。(アイポン6がおすすめです)

次の日の始発の電車に、飛行機に飛び乗って一か月くらいバカンスへ行くのです。(バリ島最高!)

 

心のエネルギーがギリギリの人は、所要時間10分の退職届を書くことすらつらいでしょう。

だから、ちょっとだけ余裕がある正月に書いておくのです。

ビジネス慣習や一般常識からすればよろしくないかもしれませんが、

突然行方不明になるより幾分マシです。

正式な文書を残してやめるのです。少しだけ心が軽くなるでしょう。

正式な文書がいつでも出せるのです。ちょっとだけ心に余裕を持てるでしょう。

あなたにとってこの「退職届」はちょっとだけ実益のあるお守りになるはずです。

 

 

今年も来年も再来年も今の仕事を続けると思っている人にとって

この「退職届」は少しの刺激と再認識の助けになるでしょう。

 

あなたも仕事を始めたばかりの時は、1から10までわからない。

わからないことがわからない状態だったでしょう。

レベル0の状況から毎日毎日レベルアップを繰り返し、今の自分があるのです。

もうベテラン。少なくとももう新人じゃないあなたにとって

仕事はある程度ルーティーンになっていませんか?

悪いことではないのです。工夫し効率化していれば、ある程度ルーティーン化することは必要なのです。

 

その代わり、刺激が減っているのも事実だと思います。

「こういうものだ」と思考停止になっているところもあると思います。

 

バックに「退職届」が入っています。

想像して下さい。颯爽とその退職届を上司に出すところを。

あなたの上司は驚くでしょうか。怒るでしょうか。引き止めてくれるでしょうか。何も言わず受け取ってくれるでしょうか。

すでに付き合いも長い上司でしょう。対応であなたの評価が見えてきます。

あなたのイメージの中の上司の対応はあなた自身が客観的にみた自分です。

 

周りを見渡してください。

いつもいる同僚や、先輩、後輩と最近何を話しましたか?

想像して下さい。颯爽とその退職届を上司に出すところを。

退職届を出したらあなたは「同じ会社の人」ではなくなります。別れる前に伝えることはないですか?聞いておきたい事はないですか?

いつも会う嫌なヤツも会えなくなると思うとちょっとだけ話てみたくなりませんか?

 

取引先やお客様はどうですか?もしかしたら会うのは最後かも知れません。

引継ぎがスムーズに出来るようになっていますか?感謝の言葉は伝えてますか?

 

「退職届」が現実にバックにある。

バックから取り出して、渡せば、仕事をやめることになる。

 

ずっと辞めないと思っているあなた。

思った以上に簡単に、すぐに人生のレールは乗り換え出来るのです。

 

いわば人生の切符です。

使うか、使わないか。

それはあなたの自由なのです。

 

 

心が折れそうな人。仕事を続ける人。

どちらも年末には書初めした「退職届」をバックから出して破り捨てましょう。

使わなかった一年を振り返りましょう。あの時使っていたらと想像してみましょう。

そして忘れて、いい気持ちで正月を迎えましょう。

 

そして、また書初めに退職届を書くのです。