推敲はこれからです。

パッションのまま書いてます。飲んだ日が更新日。ブログとともに肝臓を鍛えます。

クリスマスプレゼントに何を「買って」あげるのか

 

 

クリスマス商戦が始まってます。

 

世のパパ・ママたちは子供たちのプレゼント要求にちょっとビビりながら、楽しいクリスマスを待っていることでしょう。

 

私の子供たち(4歳長女・2歳次女)も例にもれず

「妖怪ウォッチ」を踊りまくり。

プリキュア」を歌いまくり。

アナと雪の女王」のコスプレをして。

楽しい日々を過ごしております。

 

さて、これは本当に(妻に)感謝していることなんですが。

 

「妖怪ウォッチ」のウォッチ&メダルがほしいとき。(どんなものかは検索してね)

プリキュア」の変身アイテム&衣装がほしいとき。(たくさんあるよ)

アナと雪の女王」のお城やオラフがほしいとき。(いい値段するのよ)

 

こういう時に、子供たちは「買ってくれ」ではなく「作ってくれ」もしくは「作るのを手伝ってくれ」と要求してくるのです。

 

これは本当にいい教育だなと最近思うのです。

(本当に買ってほしいときはお爺ちゃん・お婆ちゃんに頼むという知恵もついてきましたが。)

 

家にある空いた牛乳パックで、段ボールで、色紙で、粘土で。

 

子供たちは、どうにかこうにかほしいものを作ろうと頑張ります。

 

思い返すと、妻は子供が乳児の頃から手作りのおもちゃを与えていました。

 

紐を引っ張るおもちゃ。

動物の絵が動くおもちゃ。

フラッシュカードのようなモノ。

段ボールキ製のキッチン。

 

子供が少し大きくなると色紙や粘土で一緒に遊んでくれています。

 

プリキュアの衣装も

妖怪ウォッチのウォッチやメダルも

動物将棋も

 

全部自作です。

 

当然完成品(商品)にはクオリティの部分で負けています。

耐久性やギミックの精巧さは遠く及ばないのです。

 

でも、子供たちは一緒に作る喜び。乱暴に扱ったら壊れる悲しみ。

を体験できるのです。

 

モノを大切にすること。責任を持って処分すること。

を体験できるのです。

 

「買うこと」「買ってあげること」は実はとても簡単なのです。

当然 お金がないとできないことですが、お金があれば解決することでもあります。

 

でも、「作ること」「生産すること」は一緒にしてあげるのにとても労力がいるのです。

 

作り方を考え、調べ。

道具をそろえ。材料を調達し。

子供と一緒に作業する。

進まない作業を見守り。

時折、アドバイスと手を加え。

完成したら一緒に喜び。失敗したらまた作り方から一緒に考える。

 

時間と労力がかかるのです。(2回目)

 

その時間と労力を時給に換算するとたぶん買ってあげた方がよっぽど安くつくのです。

 

それでも、そうだけれども。

 

作り出す喜びは「買う」刹那的な満足感とは違い。

相対的な(値段やブランド)価値よりも自分の中の判断基準でモノを選択でき。

すぐに壊れても、修理したり、メンテナンスしたりと愛情を注げ。

必要なくなれば、新たな「モノ」の材料として再利用できる。

 

そして、そんな経験を子供たちは本当に楽しめる。

そんな経験を、そんな経験の基礎を学べることは本当にいいことだと思うのです。

 

もうすぐクリスマスです。

あなたは何を「買って」あげますか?