亭主関白プレイ
保育園の送迎にパパさんたちが結構来る。
まあ、私もその1人なんだけど、多分全体の2割から3割はパパが送迎かなーという印象を受けている。
ま、朝はパパで帰りはママでとか、その逆もいるので一概には言えないが。
これが全国的にみて多いのか少ないのかもわかんないのだけど。
福岡の片田舎でそんなモンですよっていう報告。
(更に言うと、保育園と幼稚園でも全然違うのであんまり意味ある報告かどうかはよく解らないけどね。)
例えば、朝、小学生の子供たちの通学路に親が交代で旗を持って立っている。
(コレって全国共通なのかな?)
危なくないように見守っているわけだけど。
コレも案外、パパ(おじいちゃん?)が目に付く。
全体数からするとやっぱりママの方が多いけど、パパが立ってて珍しい!と言うほどでもない。
(この単語、自分で使うのは結構恥ずかしい。)
類は友を呼ぶ。と言われればそれまでだけど。
少なくとも「ザ・亭主関白」というタイプは同世代以下の友人・知人にはほとんど見かけることが無い。
程度の差はあれ、皆前向きに色々やってるなーと言う印象を受ける。
とはいえ、程度に差があるので、奥様方の井戸端会議では「隣の芝は青く見える」現象が頻繁に起こっているらしいけど。
んで、そんな風だから「ザ・亭主関白」タイプの人と知り合うとまるで天然記念物のようにちょっと好奇心に駆られてしまう。
コレってちょっとした古典演劇のように見える。
旦那さんは「ザ・亭主関白」を演じ。
奥さんは「ザ・古風な妻」を演じているように見える。
だって、「おい!酒をもってこい!」とか「つまみがないぞ!」「あれはどこだ!」みたいなのってすでに台詞じみている。
自分で酒を取りにいったほうが早いし、そのときの気分でつまみを作ったほうが楽しい、自分で片付けていればどこだと探す必要すらない。
(保育園児の子供に言う話と一緒です)
それをわざわざ言う。
そしてそれをわざわざ対応する奥さん。
奥さんとの掛け合いを楽しんでいる。としか思えない。
奥さんは奥さんで、「この人私がいないと何にも出来ないんです」(笑顔)
みたいな。
そんなプレイを楽しんでいるとしか思えない。
ま、それはそれで幸せの形でもある。
奥さんとの相性が悪ければ、うまくいかないパターンも結構知ってる。
なんで、いい悪いじゃないのだけれど。
少なくとも私の感覚では。
「亭主関白」はプレイに近いくらい非日常な光景になってるんだな。と。
朝、保育園に送っていきながら、他のパパさんと挨拶しながら思ったのです。